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        「道迷いさん(僕)の今までとこれからの道程の記録」 家の悩みと山の話、気分転換に他の事      

【足利百名山】 僕が愛するご当地百名山

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こんにちは

 

 

アイムログ」記録者のぱいさいこです。

 

今回は僕の趣味である山歩きの話です。

前回の「山の話」の最後に少し書いた【足利百名山】のことをお話ししようと思います。

 

 ↓ 前回の「山の話」

www.iamlog.work

 

このブログの主となる記事の「家の悩み」とはまったく関係ありませんが
趣味である山歩きは、僕の生きがいのひとつでありその悩みたちを少しの間忘れさせてくれる大事なものです。

ある意味、山の話は僕の内面の自己紹介のようなものになるものだと思います。

どうぞお付き合いください。

 

 

 

 

足利百名山は「栃木県足利市」にある

 

まずは「足利市」の話をほんの少し。

足利市は栃木県の南西部に位置しています。
県庁所在地である宇都宮市からは大きく離れていないながらも、足尾山地の南端に位置する足利市は隣接する栃木県佐野市や群馬県太田市・桐生市・館林市に文化的にも近しいものがあります。
余談ですが方言としても隣接都市の両毛地域と同じく、U字工事両氏のイメージの栃木訛りはあまり無く、都会感を出している宇都宮市の方が訛りがあるっぺよ!おめえ!あんまし都会ぶってっと宇都宮ギョーザ食べつくすかんな!…パルコ?ねえよそんなもん!…県庁?知らねえよ! あ~あ~じゃあおれが悪かったよごめんねごめんね~!!

U字工事。最高、大好き。

 

 

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足尾山地の盟主である皇海山から流れ出る渡良瀬川が市の中央を流れ、市の風景の大事な要素となっています。
永遠のアイドル、森高千里の「渡良瀬橋」は足利市の北部と南部をつなぐ橋のひとつ。渡良瀬橋の北側には歌の一節が流れる歌碑もあります。

 

足利市の観光スポットと言えば、あしかがフラワーパーク

世界の夢の旅行先にも選出されたことのあるこちらは、春の圧巻の大藤と冬のイルミネーションの時期にはたくさんの観光客が訪れます。

www.ashikaga.co.jp

 

そして足利の名の通り、足利氏発祥の地である足利市。
源姓足利氏の2代目義兼建立の鑁阿寺は国宝指定もされています。

その隣にはフランシスコ・ザビエルが坂東の大学と紹介した足利学校もあり、そのほかにもたくさんの歴史を感じられる名所があります。

 

いつかこのブログでも、足利の街の話をする機会があることと思います。

 

 

足利の山の中の、足利百名山

 

足利市は上の項にも書いた通りに足尾山地の南端に位置していて、市の北部はほとんど山です。標高としては足利市最高峰の仙人ヶ岳の662.9mと決して高くなく街からのアクセスも近いため、ハイキングや登山の入門としても最適です。

その足利の山の中から、ある人が百の頂を選定したものが【足利百名山】です。

いわゆるご当地百名山なんですが、日本における一番有名なものは「日本百名山」ですよね。山に興味が無い人でも聞いたことがあることでしょう。
その次には群馬百名山とか栃木百名山など山登りをする人なら知っているだろう言葉がでてくるわけですが、【足利百名山】となるとあまりにも「ご当地」すぎて誰も知らないんです。

ひとつの市の中の山の話だから、当然と言えば当然ですね。

 

 

僕が初めて足利の山を歩いた時には、足利百名山のことは知りませんでした。

何度か足利の山に行っていると、その言葉が出てきて気になりだしました。

いつだかの足利の山で、足利百名山の位置図のコピーが置かれているのを入手できました。

何度も足利に行っていると、足利の街も好きになってきました。

いちばん身近な足利の山が大好きになって、足利百名山を歩くことを決めました。

 

足利百名山は有名な百名山と違って情報が少なく、まずどこが足利の百名山として選ばれているのかを知る必要がありました。

この位置図には明確な位置情報が少なく、足利の中でも名の知れた山を除いた他の山たちは、どこがそこなのか。がわからないのです。

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情報を集めて
足利市の図書館に足利百名山選定者のTさん寄贈の地形図があることを知り、コピー不可だったので都市地図を購入して「自分の足利百名山の位置図」を作りました。(現在は図書館では閲覧できないそうです)

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それでも
百の中のいくつかの頂が記載されていなくてわからなかったり、地形図が擦り切れていて確実なポイントとしてわからないところもありました。

 

今では
インターネットの世界を探せばすぐに見つかる情報が多いですが、【足利百名山】は簡単ではありませんでした。日々探し続けて出会ったマイナー山地のサイトや地域の歴史に詳しいサイトを見つけその中から情報をいただきました。

また
ぼんやりとしかわからないポイントの近くを探索したり、近くの住人の方たちにお話しを聞いたりして情報を集めたりもしました。

そして
その中で出会った同じく足利百名山を歩いている人と情報を交換し、共に考えて、百の頂を探し出しました。

 

 

 

足利百名山を歩くのは大変だった

 

僕は2017年の春に足利百名山を歩き終えました。大変でした。

ある市の中の百の頂を歩くのに、何が大変か。

それはこの足利の山が里山だからです。

里山とは、そのまま人里に近い山ですね。

 

山を歩く人はご存じかと思いますが、

登山道が整備されている有名な標高の高い山を歩くより、道の無い標高数百メートルの里山を歩くほうが難しい場合があるのです。

その話は今回はしませんが、足利の里山を歩いた中で感じた難しさがこちら。

 

 

①道が無い

登山道が整備されていない山が多いのでどこを歩くか考えなくてはなりません。

②ヤブがしんどい

登山道が整備されてないってことは歩こうとしたところがどんな状況なのかわからないということ。草藪・篠ヤブ・枯れた竹藪をガッサガサ。

③足を踏み入れていいところなのか悩む

里に近い。街に近いってことは他の人の目につきやすいということでもあります。この国の土地どこもが誰かの土地なわけですが、国定公園でもない里山は近くにお住まいの方の私有地である可能性もあるのです。

④人以外のものの脅威

熊・イノシシ・鹿、等です。オバケは見たことありません。登山道のない山は人よりケモノに出会うことが多いですが、出会い方によっては危険です。スズメバチも怖いです。

⑤もし遭難したら面倒

あまり危険な箇所は多くはない足利の山ですが、人に出会うことが少ないということは何かあった時に誰にも見つけてもらえない可能性があるということです。里山だからと軽く見ず、登山届というよりは家族や近しい人に里山だからこそ「どこからどこに行く」と伝えていきましょう。

 

 

足利百名山の魅力

 

自分で紹介する大好きな山たちなのにこんな事を言うのもアレですが、足利百名山の中に眺めが良い山なんて一握りしかありませんでした。

それでも各々その山なりの良いところ、ツライ思いしかなかったところ、それぞれ大事な記憶として残っています。

そして上の項に載せた位置図を見るとなんとなくわかってもらえると思うんですが
足利市北部の山地だけでなく、南部の街の中にも足利百名山は点在しているのです。

選定者は足利市の歴史や伝承伝説の中から百名山を選んだと推測しているんですが、それは街の中のお社さんがあるところや古墳跡などが選定されているからです。

足利の歴史の欠片を拾い集める。そんな山歩きができます。

 

 

僕は足利市の住人ではありません。

所縁のある人もいません。

ただの山好きです。

それでもこれだけ好きになったのは足利の山の魅力が凄いからでしょうか。

たぶん、違うんです。

魅力はあるけど、遠くの人を呼ぶほどではない

「足利の山を愛する山好き」の僕が言うんだから間違いない。

愛着を持ってしまう、僕(だけ)の里山だから。

もちろん地形の面白さとか、山歩きとしての魅力はあります。

でもそれより大きいのは「僕の里山」みたいな感覚。

僕は足利の人より足利の山の事を知っている。「僕だけの里山」みたいな。

 

 

足利市に住んでいる人、近くにお住いのハイカーにオススメしたい【足利百名山】。

あなたのホームになるかもしれない。

大好きになるかもしれないんです。

 

 

足利百名山 リスト

 

1.  仙人ヶ岳

2.  赤雪山

3.  駒戸山

4.  弁天山

5.  深高山

6.  石尊山

7.  行道山

8.  秋葉山

9.  大岩山

10.  湯殿山 

11.  高荻山

12.  山王山

13.  湯ノ沢山

14.  田沼浅間山

15.  藤坂山

16.  鳩ノ峰

17.  妙義山

18.  城山

19.  野山

20.  大坊山

21.  鷹ノ巣山

22.  東山 (葉鹿町)

23.  馬打山

24.  つつじ山

25.  南陽山

26.  寺山

27.  正頂山

28.  名草山

29.  石尊山 (田島町/名草中町)

30.  唐沢山 「天狗山」

31.  両崖山

32.  東山  (粟谷町/松田町)

33.  あわぎ山

34.  松田天神山

35.  羽黒山

36.  御堂山 「もけい山」

37.  奥山

38.  雷電山 (江川町)

39.  わたごさま

40.  宿山 「どんつく山」

41.  二十丁山

42.  雷電山 (月谷町/田島町)

43.  須永山

44.  雷電山 「大七山」 (山下町)

45.  天道山

46.  三日月山

47.  五十部東山

48.  西山 (五十部町)

49.  内郷山

50.  本覚山

51.  代官山 「湯殿山」

52.  秋葉山 「西場富士」

53.  雷電山 (大月町)

54.  要害山

55.  鏡山

56.  観音山 (今福町/西宮町)

57.  八幡山 (樺埼町)

58.  稲荷山 (松田町)

59.  浅間山 (樺埼町)

60.  高尾山

61.  飯綱山

62.  玄藩山

63.  妙見山

64.  新田山

65.  浅間山 「三足富士」 (大久保町)

66.  山川浅間山

67.  愛宕山 (小俣町/葉鹿町)

68.  織姫山

69.  助戸東山

70.  福徳山

71.  浅間山 「男浅間山」 (借宿町)

72.  三葉つつじ山

73.  富士山

74.  山崎山 「駒場山」

75.  西山 (小俣町/葉鹿町)

76.  荒神山

77.  立岩山

78.  多田木山

79.  水道山

80.  稲荷山 「三崎稲荷山」 (大前町)

81.  西場観音山

82.  菅東山

83.  中山

84.  八幡山 (八幡町)

85.  明神山

86.  尻無山

87.  堂山

88.  勧農山 「岩井山」

89.  岡崎山

90.  船頭山

91.  流山

92.  女浅間山

93.  おとか山

94.  相生山

95.  愛宕山 (緑町)

96.  台山

97.  藤本観音山

98.  離山

99.  羽刈観音山

100.  小曽根浅間山

 

※足利百名山は標高の高い順に上からナンバリングされています

※「」は別名や通称

※()は同名の山があるので、所在する町の名を区別するために書いています

 

 山別の記事ができたものから、山名にリンクを貼る予定です

 

 

 

終わりに

 

このブログにおける「山の話」の中の【足利百名山】は基本的には僕の自己満足の為のものです。

でも、僕が好きになったように北関東にいる誰かがこの山を好きになってくれるかもしれない。歩いてくれるかもしれない。そしてその誰かが【足利百名山】の情報を欲するかもしれない。きっとその時、その誰かの役に立つと思うのです。

 

僕はヤマレコという登山・ハイキングの山行記録の共有コミュニティサイトに登録していまして、そこに足利百名山の山行記録も作っていました。

しかし、ひとつの山ひとつの記録になっていなくてわかりづらかったので、このブログにその記録を作ろうとしているのです。

 

 

SEOっていうやつ、あるじゃないですか。

『足利百名山 ヤマレコ』で検索すればぼくの記録がトップですよ。

試しに今、スマホでやってみましょう。

 

・・・。

 

あ、負けてる。

僕の山先輩の記録の方が上ですね笑

まあ、僕の尊敬する山先輩なんでいいんですけど。

目指すは

『足利百名山』でのグーグル検索、数ページ独占

 

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誰が見るのかわかんないけど、がんばるぞ!