こんにちは。
「アイムログ」記録者のぱいさいこです。
足利百名山記録、第5回は
足利の山の中でも一番有名であると言ってもいい大小山、
そのトップピークである妙義山です。
妙義山
足利市の東部、西場町。その西場の町からは大小の野立て看板が目立つ山が近い。その山の名は大小山。足利市民だけでなく周辺地域の住人からも親しまれている足利の名山である。
「大小山」はひとつのピークを指すものでなく、この大小カンバンがある一帯の山を指すものである。様々な見方があるところだが、アイムログがお届けする足利百名山記録ではこの表現を採用するものとする。この一番高いピークが標高313.8mの妙義山である。(地形図では大小山が三角点ピークとなっている)
妙義山と言えば群馬県西部にある岩峰群で、上毛三山にも数えられる「妙義山」が有名であるがそれとの関係性は耳にしたことはない。共通点と言えば岩場の多いところであるくらいである。
国道50号線を佐野市から足利市へ向かうと北側に大小の看板が見えたらその麓が西場町で、大小の文字へ向かっていくと専用の登山者用の駐車場が整備されていて休日にはたくさんの車が並ぶ。
妙義山頂も足利市が整備した大小山ハイキングコースに含まれていて、たくさんの登山者が歩いており歩行に問題のある所は無い。ただ岩場を通過する箇所もあるので山に慣れていない初心者の方は多少の注意は必要である。
妙義山頂は360度の展望が望める開けた山頂だ。北には日光の山々が並び、遠く南西には奥秩父の峰々が高く連なる。近く、眼下には足利と佐野の街が広がる。標高三百メートルの里山と侮るなかれ。足利の名山の名は、名ばかりでない。
山行日:2019.11.9
天気:晴れ
地形図:佐野
歩行距離・歩行時間等
詳しくは地図右下の山行記録のページへをクリック
※「ヤマレコ」のサイトにジャンプします
コース状況
大小山には登山者用の駐車場がある。上手く詰めれば30台ほどは停められそうな広い駐車場だ。
大小の字が見える方に進み鳳仙寺の横を過ぎると、奥にある阿夫利神社の駐車スペースがある。 が、停まっているのはもちろん登山者の車だ。
市が整備したハイキングコースだけあって立派な案内板がある。
妙義山の南東の尾根に上がる方へ進む。
いい雰囲気の植林の中をゆったり歩いたら、
すぐに雑木に変わって明るくなってくる。
ハイキングコースだからベンチも多い。
頭上も開けてきて更に明るくなってきたら大小看板が近くに見える。
先には岩場の登りがあるが心配するほど危険なところではない。
岩場を上がると東に開ける。写真中央は佐野市と栃木市をまたぐ三毳山だ。
そこから少し行くと東に伸びる尾根に合流する。東へは同じく足利百名山の西場富士へ到達するルートだ。
西へ進むと、大小看板の真横ベンチ。寛ぐには良いところだ。
ここは南側に景色が開けている。
この岩を上がれば妙義山。少し急だがゆっくり上がれば問題ない。
ベンチを過ぎればすぐに山頂。360度の景色が楽しめる。
【足利百名山】 No,17 妙義山
二等三角点 「妙義山」 313.58m
一息ついたら南へ下る。
この先は同じく足利百名山、鷹ノ巣山(大小山)に至る。
※南東側から見た大小山。
右の高いピークが妙義山。
隣の大小の野立て看板があるピークが鷹ノ巣山(大小山)だ。