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        「道迷いさん(僕)の今までとこれからの道程の記録」 家の悩みと山の話、気分転換に他の事      

初心者にオススメの日本百名山3選 北関東版  ~ロープウェイでお手軽登山のススメ~

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こんにちは

 

 

「住宅ローン支払い中の一戸建てを売却して、2回目の新築一戸建てを建てる」ブログでおなじみ?の「アイムログ」記録者のぱいさいこです。

はじめての記事でこんなふうに書きました。

www.iamlog.work

 

このブログでは

  • 家の悩み
  • 山の話
  • 気分転換(現実逃避)に他のこと

、を書いていくつもりです。

記事タイトルの内容だけだとネタに困るし憂鬱になっちゃうので、趣味である山歩きにまつわる話と、気分転換に普段感じること、を綴ります。

という事で、今回は僕の趣味である山歩き(一般的に言う登山かな)のことをお話ししたいと思います。
きっとこれを見た人は山に行きたくなる!
山に興味が湧く!かも。

…どうぞお付き合いください。

 

 

 

 

 どうして山に登るのか

 

こんなにアウトドア関連がブームなのに、ずいぶん前から登山関連の話も賑やかであるのに、僕の周りには話の通じる人は多くありません。山に興味がある人が少ないのです。

僕の趣味であると聞いたそういった人たちから発せられる第一声は、

「山に登って何が面白いの?」

その次に、

「山登りって辛いし、危なくない?」

だいたいの場合こんな感じで言われます。

 

 

うん。まあみんなそう思うよね。何が面白いかってわかりづらいよね。僕だってうまく答えられないもん。確かにね、夏はクソほど暑いし冬はまつ毛も凍るしね。危ないところだってあるよね。
まあとりあえずさ、写真見てごらんよ。

 

 

 これがクソほど暑い夏の景色よ。

たいした写真じゃないけど、キレイでしょ?

これからの季節にはこんな景色がみられるんだよ。

ここからはざーっと見てみてよ。

 

 

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ほら、四季を通して楽しめるのが山だよ。

 え?、で何が面白いのかって?それはえーと、見てみたい景色を見られた喜びとかさ、その間に思う事とかさ

あの、だから、…楽しいから山に行くんだよ!

 

、てな感じで「どうして山に登るのか」にうまく答えられませんでした。

山に興味がない人はずっとないんだし別にいいかな、って思ってたんですけど最近みたニュースに答えがのってたんですよ。

 

 

 

初めての登山は、5歳で訪れた長野・軽井沢の離山だった。登山雑誌「山と渓谷」(1995年1月号)には、父親である上皇陛下に連れられて登頂した思い出をエッセーでつづられている。

国内の様々な山を踏破した天皇陛下は、山の楽しみ方をこのエッセーで次のように語っている。

「自分をゆっくりと大自然のなかにおき、動植物や地質を観察し、自然の恩恵に浴すこと、そして、個々の山の歴史に思いを致し、登山の行程全体を楽しむことである」

 

 引用元:令和時代の天皇陛下はどんな方?趣味は山登りで、‘皇居ラン‘をこなす健脚
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5cc7a94ce4b07c9a4ce80b7e

 

 

 

素晴らしいですね。

「どうして山に登るのか」「山歩きとは楽しいものであるからだ」

その楽しみ方とは、

「自分をゆっくりと大自然のなかにおき、動植物や地質を観察し、自然の恩恵に浴すこと、そして、個々の山の歴史に思いを致し、登山の行程全体を楽しむことである」

 徳仁天皇、いただきました。

特に 個々の山の歴史に思いを致し、登山の行程全体を楽しむことである のところが素晴らしいですね。僕が言いたかったことそのままなんです。

 

そう、山って良い。んですよ。

 

 

 

 

山歩きのススメ 「登山はステップアップが大事」

 

僕、登山ていうのなんだか違和感があって「山歩き」って言ってるんですけど
ややこしいので登山に統一します。

登山の楽しみ方の答えを上に書いたんですけど、そう書いといてアレなんですけど、山の楽しみ方って人それぞれなんですよ。日本の山にも色々な山があるのと同じで。

例えば、有名な「日本百名山」のなかにも色々な山があるんですけどね

その中から選ぶ山を探すとして、考慮するポイントは

  1. 危険度
  2. 歩く距離の長さ
  3. 景色が楽しめるか

この3つです。

色々細かいポイントはいくらでも出てきますけど、大きなポイントはこの3つで間違いない。と僕は思います。この3つのポイントのバランスで、

人それぞれの山の楽しみ方で選んだ/

いつか登りたい憧れを胸に抱いた/

初めての登山者が歩く/

山が決まるんです。

※(初めての登山者、って変な感じするんです。登山者という言葉自体なかなかのレベルの人を指すと思っていて、僕は登山歴7年なんですけどまだ登山者になれてない気がするんですよね。なので普段は「山歩き」って言ってます)

 

 

で、 やっと見出しの内容に入るんですが

「登山はステップアップが大事」と言っても、何に於いてもそうですよね。初めから難しいことをやろうとしても失敗する可能性が高い。
でもやっぱり「登山はステップアップが大事」と言いたいのは

登山とは命にかかわる危険のある遊びだからです。

でもそれは登山に限ったことではなくて他の遊びや趣味になるものにもありえます。最近も痛ましい事故や遭難のニュースを目にすることがありますが、しっかり準備をして自分の技量にあった山を歩くぶんには必要以上に身構えることはないのです。

その準備と技量の程度を自分で知るために、ステップアップが大事なのだと僕は確信しています。

そしてステップアップしていくと、その準備の過不足と自分の技量の程度がわかっていきます。

 それが上にも書いた

 

 考慮するポイントは

  1. 危険度
  2. 歩く距離の長さ
  3. 景色が楽しめるか

この3つです。

色々細かいポイントはいくらでも出てきますけど、大きなポイントはこの3つで間違いない。と僕は思います。

 

ここの「色々細かいポイント」をカバーできる能力になるんです。細かいポイントとは

  • 装備、水分、食糧は十分か
  • 天気予報は確認したか
  • 歩くルートを地図で確認してあるか    …等

初心者の人はこの中のひとつでも忘れたら、登山を中止すべきですが
熟練してくるとこの中のひとつのミスをカバーできたり(カバーできるようじゃないと困ることが多い)、経験を活かし安全にリカバーできるようになってきます。

 

くどくど書きましたが、言いたい事は何よりも 安全が第一 ということです。

なので初めて山に登ってみようかなというナイスな方は、次へどうぞ。

 

 

 

 

ロープウェイで楽する!初心者にオススメの日本百名山 ぱいさいこ3選 北関東版

 

 細かいポイントだのなんだの書きましたが、

 大きなポイントは

  1. 危険度
  2. 歩く距離の長さ
  3. 景色が楽しめるか

この3つです。

危険度は低い方が安心だし、歩く距離は短いほうが疲れない、それでもすんばらしい景色がこの眼で見たい!    ・・・ドラえも~ん!!

テレレレレ テレレレレ テレレレレ レレレレ  

ドラえもんはいないので叶えてくれるのはロープウェイです。細かいポイントもほとんど気にしないで済むロープウェイのある山を楽しめばよいのです。

北関東のロープウェイのある山で初心者の人にオススメの3選です。

※ロープウェイで山頂駅まで昇って、その後の歩行を基準に考えています
※スターの段階評価はこの3選の中でのみの評価とします この他にもたくさんロープウェイのある山はありますがこの評価には含みません

 

 

1.筑波山

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茨城県 つくば市

日本百名山の中で一番標高の低い筑波山は877m。
南側から見るとふたつの峰がわかりやすく尖っています。東の高いほうが女体山の877m、西の峰が男体山。左の写真は筑波山を西から撮ったものなので、一番高く見えているのは男体山になります。真ん中の写真は女体山と男体山の間にある御幸ヶ原、名物つくばうどんなどの軽食が楽しめたり昔懐かしのお土産などが楽しい茶店が並んでいます。またこの御幸ヶ原には筑波山神社側からのびるケーブルカーの山頂駅もありますが、ロープウェイとは離れたところに下りるので注意。

探すと写真てないものですね、すみません。詳しい情報も載っていますので筑波山ロープウェイのサイトを参照ください。

www.mt-tsukuba.com


・危険個所はなし、朝いちばんの便で上がった時には朝露で滑って転倒に注意
・ロープウェイ山頂駅から、山頂である女体山までは5分から10分の100mほど
・女体山頂からは関東平野が見渡せる

危険度 
歩く距離の長さ 
景色が楽しめるか 

 

 

 

2.那須 茶臼岳

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栃木県 那須町
日本百名山の那須岳とは、茶臼岳や朝日岳・三本槍岳などの那須連山の総称です。オススメするのはその那須連山の盟主である標高1915mの茶臼岳です。標高1390mの山麓駅から標高1690mの山頂駅を4分でつなぐ那須ロープウェイ、山頂駅から見た景色はすでに別世界。荒涼とした火山の様相に圧倒されます。岩場の山頂なので視界を遮るものがなく、晴れた日に望む景色は広大。

写真が全然見つかりません、どこ行った僕のデータたち。詳しい情報もたくさんありますので那須ロープウェのサイトをご覧ください。

…すごい!リニューアルしてめっちゃオシャレなサイトになってる!

www.nasu-ropeway.jp

 

・ゴツゴツとした大きい岩を登っていくのでできるだけしっかりした靴で歩くべし、サンダル・パンプスは✖
・ロープウェイ山頂駅から茶臼岳山頂まで直線距離900m・標高差225m登り40~50分 下り30~40分 子供の下りは要注意
・山頂からの眺めも素晴らしいが、別世界のような荒れた景色を見られるのは火山ならでは

危険度 
歩く距離の長さ 
景色が楽しめるか 

 

 

 3.谷川岳

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群馬県 みなかみ町

群馬が誇る日本百名山の谷川岳は標高1977m。オキの耳とトマの耳という名の双耳峰で、2000mに満たない標高ながらシーズンには高山植物の花が楽しめます。
谷川岳ロープウェイで10分で標高1319mの天神平へ。初心者の人は天神平の散歩だけでも十分に満足できる素晴らしい眺めです。体力に自信のある方は水分と食糧を確実に持って山頂を目指しましょう。景色を楽しみ草花を愛でながら登ること2時間30分ほどで山頂手前に「谷川岳 肩ノ小屋」という山小屋が見えてきます。ここは予約をすれば宿泊もできる期間有人営業小屋で、日帰りでもカップ麺などの軽食やグッズの販売に利用できます。またトイレも設置されているので女性の方も安心して谷川岳に挑戦できますね。 肩ノ小屋から5分でトマの耳、そこからさらに20分ほどで山頂であるオキの耳に到着です。群馬が誇る素ん晴らしい景色をご堪能ください。

あれ?なんだか写真のサイズ小さくない? …ロープウェイの運行状況やハイキングコースの案内など有益な情報が盛りだくさんなので谷川岳ロープウェイのサイトを熟読くださいね。

www.tanigawadake-rw.com


・ザラザラした箇所が多少あり下りには注意、休日にはたくさんの登山者がいるため落石をさせないように気をつける
・ロープウェイ山頂駅からオキの耳まで3.5㎞・標高差660mほど、登り3時間~3時間30分 下り2時間~2時間30分
・晴れた日には峰々のつづく稜線がとても美しい

危険度 
歩く距離の長さ 
景色が楽しめるか 

 

 

 

 

                          

筑波山から那須茶臼岳に谷川岳と紹介いたしましたが、運動強度の低い方から順に並べています。谷川岳においては山頂を目指すとなると、ロープウェイで上がった先にも初心者の人には厳しい行程が待っています。筑波山レベルからの登山デビューを強くオススメいたします。

また、日頃から運動に親しんでいて足腰に自信のある方はどんな山からデビューしても問題ないように思うかもしれませんが、ひとつ前の項に書いた通りに細かいポイントが急に難題として出てくる可能性があります。その時に安全に麓に下ろしてくれるのがロープウェイなのです。

 

 ロープウェイを使っての登山が邪道だなんてことは誰も言いませんし、こんなに楽しくて楽ができる素晴らしい施設があるのを使わないなんてもったいないですからね。それでもやっぱりここは山。ロープウェイで一気に標高を上げたからこそ、天気には要注意です。

 

安全を第一に考えた登山でリフレッシュ!

心地よい身体の疲れは心を休めてくれるんですよ。
どうぞ山で自然に親しんでみてくださいね。

 

 

 

 

 

f:id:pisai5:20190518165815p:plain   南アルプス 甲斐駒ヶ岳

 

 

終わりに

 

 

ここまで僕の趣味である登山について書かせていただきました。この記事とロープウェイのおかげで、山へのハードルが少しでも下がって興味を持ってくれた方がいたら嬉しいです。

最初の項に色々な山があると書きました。日本は島国であってその国土のほとんどは森林であることから、日本全国に有名な山から身近な里山までたくさんの山に囲まれていることがわかります。

みなさんの地元にも日本百名山のような名のある山や古来より信仰を集めた山岳、身近にある里山と、目を向ければ意外と近くに親しむ山があることに気がつける事と思います。

そのどれもが素晴らしく、僕たちに感動を与えてくれるのです。

山に興味を持たれた方はまず、書店に行って関連書籍をご覧ください。
…結局はそこかい!

 

 

 

 

…ここまで色々書きましたが、次回の「山の話」に向けてのお話を少し。

 

僕は山歩き歴7年でそれなりに色々な山を歩いてきました。山の楽しみかたは人それぞれと上にも書きましたが、僕にも僕なりの楽しみかたというものが最近になってわかってきたように思っています。

有名な山たちはやはり有名なだけあって素晴らしい眺めのところが多いし、その有名な山が連なる日本アルプスの峰々なんて最高としか言いようがない山の都会です。また日本各地にある日本百名山はたくさんの登山者を呼ぶなりの魅力がつまっているし、その他にも様々な魅力のある山があるのは数多くの登山者たちの知るところであります。

もちろん僕もこれらの山を楽しみその山たちに育てられてきたわけですが、僕なりに見つけた山の楽しみかたのひとつが、街に近く人々の歴史と共にあった身近な里山を愛し歩くことです。

 

北関東で生まれ育った僕が愛する里山は

栃木県南部、足利市の小さな山たち。

ここにはある人が定めたご当地百名山、「足利百名山」という山たちがあります。

この写真もその足利百名山からの景色です。

 

標高数百メートルしかないんですけど、その割にはなかなかの眺めでしょう?

 かなりローカルな話になりますが、これから山の話として紹介していきたいと思っています。

お付き合いいただけると幸いです。 

 

 

 photo:ぱいさいこ