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住宅ローン支払い中の一戸建てを売却して、2回目の新築一戸建てを建てる 第5回 「中古住宅の売却の悩み 現実」

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いつもお世話になっております

 

「アイムログ」記録者のぱいさいこです。

 

 

前回の第4回で、クロス貼替工事の完了までの愚痴と売り出し価格の値下げをしたところまでお話ししました。

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今回はその続き、ではなく僕の頭の中の話です。

どうぞお付き合いください。

 

 

 

住宅ローン支払い中の一戸建てを売却する、という悩み ①中古住宅の魅力

 

前回の終わりに、

今回は経過の報告だけになってしまいました。

次回に良い報告ができればナイスなんですが、そううまくいくでしょうか。

うふふ。うふふのふ。

と書きましたが、そんなうまくいくわけがないのがわかっているんです。

不動産屋さんと媒介契約をして家を売りに出して、そろそろ1ヶ月。

これまで不動産屋さんに1件のお問い合わせも無いし内見を希望されるお客様もいらっしゃらない。ということはこの物件に魅力が無いということになります。

 

この物件とは、この家です。

 

 「魅力が無い」と自分で自分を落ち込ませることを言いますが、それは置いといて

中古住宅における魅力とは何かを(自分の中で)整理したいと思います。

 

 

 

〇 中古住宅を買うメリット・デメリット

 

  1. 新築よりも安く家が買える
  2. 古い中古住宅でもリフォーム・リノベーションをすれば希望の土地に家が持てる(住みたい地域に住める、良い立地を優先できる)
  3. 実際の建物が見られる 暮らしがイメージしやすい
  4. 家も設備も古い
  5. 修理修繕費用がかかる可能性がある
  6. 税制優遇面では新築と違いがある

 

1~3までがメリット、4~6がデメリット、ですね。

なんと言っても中古住宅を選ぶ一番のポイントは新築よりも価格が安く済む!ということ。新築に比べて2割から5割安で家が買える。

そしてこれも外せないポイントなんですが、土地を優先に考えることができるということ。良い立地や住みたい街に売地が無くても中古住宅ならあるかもしれないのです。

 

 

例:30代夫婦 主人:リッキー 妻:ナンシー 娘:キャシィ佳子

 

オー、ナンシー。君はどう思うんだい?新しい家を買うことについて。

どうしたのリッキーそんなに彫りの深い顔を曇らせて。もう眼が見えなくなってるわよ?

キャシィもそろそろエレメンタリスクールに入学する歳だから本格的に家の事について考えようってこないだ言ったじゃないか。

Ahそうだったわねリッキーごめんごめん。そうね私は佳子が学校に通いやすい場所に家が欲しいわ。

ハニー、この街は歴史の長い古い街だから近くに空いている土地は無いみたいなのさ。そう、キャシィは少し離れた学校まで歩かなくてはならないという事実。それを受け入れなければならないんだ。

やーよリッキー。実は先日私もあそこの不動産屋さんに寄って話を聞いてきたんだけどこの街で買える土地はほとんどノースリバー。そう川の北側の田園地域の手前しかないって話よ?少し離れた学校どころか、現実とかけ離れた事実を突きつけられたわ。佳子がかわいそうよ。

hahaha!ナンシー!いいじゃないか!自然に近い環境のほうがキャシィも伸び伸び育つじゃないか。

冗談もほどほどにしてよねリッキー。佳子を学校に通わせるのは私だし、ノースリバーには何もないじゃない。街の機能はほとんどサウスリバーに集中しているのよ?

ナンシー。予算の3倍出せばサウスリバーにも土地はゼロではないはずさ?

リッキー。あなたはオタンコナスっていう評価でよろしいのかしら?

んあぁナンシー。じゃあ一体、どうしたら良いって言うんだい?

Fu~リッキー。わたしにもわからないわ…

ダディマミイ、そんな時はリバボー。じゃなくてチュウコジュウタクよ。

キャシィ!?

佳子!?

そうよダディ。チュウコジュウタク。Yesマミイ。中古住宅!

・・・そうか!!キャシィ!なんて賢いんだウチの娘は!

・・・そうね!!  佳子!中古住宅なら新築の家を建てるより安く済むし、浮いたお金でリフォームすればキレイになるものね。なんといってもサウスリバーに家が持てるかもしれないってことじゃない!ステキ!さっそく不動産屋さんに中古住宅で探してもらわなくっちゃ!…もしあんまり古い家しか売りに出てなくてもスケルトンリフォームできれば新築同然になるし、オシャレにリノベーションすればサウスリバーの注目の的よ!だってあそペラペーラペラペ~ラ

 

 

 

住宅購入をお考えのみなさん

ぜひ中古住宅も候補に入れてみて!!

 

 

 

 

住宅ローン支払い中の一戸建てを売却する、という悩み ②相場と現実

 

はい。上の項でなんとなく中古住宅を選ぶ良さみたいなのがわかっていただけたことと思います。では次にこの物件の良い点と悪い点を挙げて中古住宅の魅力を検証してみましょう。

この物件とは、この家です。

 

良い点

  • お金をかけてクロスを貼り替えたばかりだから内装がキレイ
  • なんとソーラーパネルも付いていて電気代の軽減に一役買ってくれる
  • 築12年だけど一流ハウスメーカーの家がお手頃な価格で購入できる
  • スムストック住宅である
  • 土地は十分な広さ、約75坪
  • 適度な田舎風景が落ち着ける
  • クルマの通りも少なく静かで安全
  • 比較的歴史の浅い新興住宅地なので若い世代の家が多い
  • 最寄りのスーパーまで300mくらいと近い
  • このまま住める

 

悪い点

  • 最寄りの駅まで5㎞以上ある
  • スーパー・ホームセンターは近いが、それしかないに近い
  • 築12年という中古住宅市場では微妙な築年数であり、一流ハウスメーカーで内装がキレイであって様々なプラスポイントはあるにしても、この地域での中古住宅としての売り出し価格としては高い

 

 

さすがに売り出し価格はお話しするのはどうかと思うので書きませんが、だいたいで言うと新車プリウス6台ぶんくらいです。

みなさん安いと思います? 高いと思います?

地域、土地によりますよね。

「北関東でだけ」の話だって、このスペックの中古住宅がこの価格で安いか高いかは相場がわかれます。

その相場でも、相場感ってあるじゃないですか。

土地だけ買うってなったら、わかりやすいと思うんですけどその相場価格のあたりをボヤ~っと包んでいるあの感じ。それが相場感です。

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あ、僕だけの感覚じゃないですよね? まあいいや僕のブログだし。

、でその相場感よりガクッと1段ぶん安いと安い!!って思ってもらえるんですよねお客様に。

なかなか適当に考えた割には良い例えが出たと思ってるんですけど、この物件であればプリウス1台減らして「新車プリウス5台ぶん」にすればかなり売れそうな価格、ということですね。

 

 

はい!  ドーン!!

結果!

中古住宅の魅力は第一に価格の安さ!!

田舎寄りの中古住宅を売ろうとしている僕みたいなみなさん!

これが現実です。

悲しいですか?

僕は悲しいです。とても悲しい。

この悲しみと現実をまだ受け入れられないなら奇跡を信じてそのままの価格で媒介契約を更新すればいい。奇跡だって起こらないわけじゃない、実際に僕はその奇跡を最近目にしたばかりだ。

でも僕みたいに住宅ローン支払い中で売ろうとしている者はどうなりますか。

生活費に今住んでいる所の居住費、そこに住宅ローンの支払いもあるんです。いつまでも続けていくのは大変なのです。経済的にも精神的にも。

愚か者だと思いますか。でもこれが人生。僕の現実なのです。

そしてきっと、僕みたいな人はこの時代に少なからずいらっしゃると思うのです。その人達の想いを僕が文字にする。

 

思いは言葉に。

はてなのこの言葉、けっこう好きなんです。

失礼。話がズレましたね。

 

 

 

住宅ローン支払い中の一戸建てを売却する、という悩み ③ムリヤリまとめ

 

相場感より1段価格を下げて売れたとしたら、経済的には苦しいけど精神的には少し楽になって次に進める。  

僕にとっての「次」は2回目の新築一戸建てを建てる、です。

でももし、相場感よりガクッと1段値下げして売れなかったらと考えると簡単にはその決断もできないのです。

ガクガクっと2段値下げしたら、売れるだろうけど

その次の2回目の新築がかなり難しくなるわけです。

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この第1回に

 2500-1500=1000

この至って簡単な数式の単位は「万円」です。

住宅ローン残債-売却額(見込み額)=払いきれない残債額

こう書きました。

 

売れても払いきれない現在の住宅ローン残高を、新築を建ててそれに上乗せして改めて住宅ローンを組む

というのが、ある意味このブログのひとつめのゴールなんですけど、まあなかなか難しいです。

 まとめなのにちっさく書きますけど

どこまで頑張れるか、がポイントなわけですね。

 

 

 

 

終わりに

 

 

不動産やマネー情報に詳しい方からしたら、愚かな選択をしていると言われるかもしれませんね。

単純に言ったら、ローンを返せないからまたローンを組むわけですから。

僕も、返済できないぶんのお金を高い金利を払ってでも無担保ローンで払いきって清算してから、また家を建ててもいいんじゃないかと思ったこともありました。

今でもその選択肢は完全に消えたわけではないですしね。

…でもそれじゃあこのブログ、途中で終わりじゃん。

 

 

・・・たぶんこのブログ、終わりません。

どうぞお見守りください。