いつもお世話になっております。
「アイムログ」記録者のぱいさいこです。
前回の第8回で
家の売却の進展は無く先に新築のことを考えすぎても変更になるだろうし…とかいう話と、「田舎に移住する」ということを僕なりに考えてみました。
だいぶ期間が空いたこの
「住宅ローン支払い中の一戸建てを売却して、2回目の新築一戸建てを建てる」、進展がありました。
内見のお客様がいらした
番外編のこちらの記事で、この家の何組か目の内見のお客様がいらしたお話をしました。
梅雨で勢いを増す雑草との戦いを記した物語の後編なんですけど、
せっかく見に来てくれる方に良い印象を持ってもらいたいですからね。
頑張りました。
お客様が見にいらっしゃる当日、夜勤が終わった後にハアハア言いながら頑張りましたよ。
なんかこの写真キレイに見えないですね。現場で見るとすごくキレイになったんですよ。本当ですよ。
睡眠中の昼間に電話があった
夜勤を終えてすぐに売却する家に向かいます。朝の8時のこと。
夜勤というのはすごく眠いんですよ。知ってます?
まあ人それぞれでしょうけど、僕はいつまでたっても眠い。何年夜勤やっても眠いんですよね。まあ夜勤の話は今は関係ないのでいいんですけどね。
梅雨は明けてないけど朝の曇り空は薄ら明るくて、20時から働いている身体でも十分に目を覚まさせてくれる陽光のチカラを感じます。うん、夜勤の時は毎回。
眠くてもなんでも、内見にいらっしゃる当日なのでキレイにしなくちゃいけないんです。
始めてしまうと夢中になるもので、あっという間に4時間。
気づくと身体の疲れがあることがわかるんですよ。
帰宅してシャワー浴びてなんやかんややって、パソコン触る元気がない毎日が過ぎて、ああ仕方ないかと言い聞かせてベッドに入りました。
だって今晩も仕事だもん。
15時ちょい前のこと。
この時期になると昼間寝るのは暑かったり、周りの音が気になったりして寝付けない日もあったりするんですけど、この日はすぐに寝付きました。
スーっと。そう。スー…て失神する感じ。 僕、失神したことないけど。
枕元にあるスマホが震えました。
僕、スマホのアラームがめざましテレビなのでいつも顔の横に置いて寝るんです。スマホの音は全部ゼロなんですけどそんだけ近くにあったらバイブレーションだけでも起きるもんですよね。
15:39 この時間のこと。
不動産屋さんからです。
30分くらいでも睡眠した頭、少しは動くのが遅いですけどね。確信に近いものがありました。これは良い方の話だと。
-ぱいさいこさん、本日2組の方をご案内しました。そのうち1組目の方が気に入られたようで購入の意思があるようです。値段の方が少々問題みたいなのですが、値下げは可能ですか?金額のところは空欄なのですが買付証明書にはサインを頂きました。
●マジですか!いくらならその方イケそうなんですか?
-諸経費もろもろ込みで~~万円までに収まるようであれば、ぜひ話を進めていただきたいとのことです。
●どれくらい金額を下げれば、その~~万円に収まるんですか…?
-そうですね…。~万円お値下げできればいいので、~~万円であれば収めることができますね。
● ( それだけ…?いや。額の大きい話をしてるからアレだけどそれだけ値下げすれば買ってくださるの?マジで?プリウス1台ぶんに比べたら全然良いじゃん! 言ってみれば売却希望額とそれほど変わんないじゃん! ) 良いです!それで行きましょう!!
電話が終わったのは、16:10くらい。
起きられるかな。
18時過ぎには起きて仕事行く準備しなきゃなの。
・・・眠れるかな。
買付証明書とは
【買付証明書】って何だか知ってます?
このブログを見てくれている奇跡の中の人たちはご存じの方が多いと思いますが、一応僕なりにわかりやすく書こうかな、なんて思ったりなんかしちゃったりして。 …。
【買付証明書】とは
「買付申込書」とも言ったりしますが、モノとしては同じものです。
決まった書式のものは無いらしくて、且つ法的な決まりも無いんですって。
この値段でこの物件を購入したいです。いかがですか?
というような
「不動産を購入する意思がある」ということを買い主が売り主に示すものである、ということです。
これが
不動産屋さんから僕に打診があった
この値段に値下げをすればこのお客様は購入の方向で話を進めて欲しいと仰っている
と同じなわけですね。
法的な決まりも無い、と上に書きましたが
それに従って法的な効力も無く、買付証明書を提出した買い主は必ず購入しなければならないということも無いのです。
ただ、
買付証明書は提出したもの勝ち。
もし同じ物件を購入したいという方が現れても、買付証明書を先に提出した方を優先することになるのです。
僕の仲介契約をした不動産屋さんも、現在は申込みがあったとしても受け付けられないわけですから
法的な効力は無くとも、ある程度の効力はあるということですね。
すごく簡単に言うと、
買付証明書を受け取った売り主は、その間その物件の販売活動を停止して買い主と向き合うことになる。だから簡単な気持ちで書いて提出するものではない。
ということです。
・・・だから僕も
完全に売れるのが決まったわけではないですし、まだ心配が残っているわけです。
まあでもムダにポジティブなので、「売れたも同然」くらいに思ってますけどね。
どうぞこの家をよろしくお願いします!
終わりに
買付証明書にサインをもらったという電話の後は眠れませんでした。
待ちに待った、というほどでもなく
売りに出して数ヶ月で売れる見込みがついたとなったら順調としか言いようのないことだと思うんです。だってそれなりのちょうどいい田舎ですからね、ここ。
そして何と言っても売却希望額に近い価格で売れそうなこと。
自覚はなかったですが、興奮していたんでしょうね。
頑張ってもう少しでも睡眠とらないとしんどいな。と思って目を瞑っていた僕の頭にひとつ大事なことが浮かんできました。
この家が売れたら~~万円の住宅ローン残債が残るよな。
そろそろ2回目の新築のことも本格的に考えはじめなきゃな。
ん…?いや待てよ。ローン完済できないなら売りに出せないじゃん。
、ということは
売却する家の残債を上乗せした新築の住宅ローンを通さなきゃってことだよな。
1.5~2ヶ月後にこの家の売買契約をすることになると仮定したら
この期間に2回目の新築のおおよその事を決めなきゃってことでしょ?
・・・時間、足りなくない?
僕は眠るのを諦めて、ハウスメーカーの営業さんに電話をかけました。
その日の夜勤、ゲロ吐くかと思うくらい眠くて仕方なかったのは
今となっては良い思い出です。